ドーピング検査実施について
特定非営利活動法人日本水中スポーツ連盟では、初めての試みとなります。しかし、スポーツ界においては、既に当たり前の事であり啓蒙活動の遅れを否めません。そして、これから挙げる大切なポイントを対象となる選手の皆さんは、トップアスリートの知識として身につけて頂きたいと思います。
■ドーピング違反は選手の勝ちたいという純粋な欲望を、邪な方法により成し遂げ、結果その選手の健康を害する悪しき行為です。
■ドーピング検査は、世界でトップアスリートと認められた選手が検査対象となります。検査を受ける選手はトップアスリートとしての誇りを持ち、他選手の範となる態度で検査に望んでください。
■ドーピング検査は、UNESCO国連で認められ世界各国で法制化されつつあり、競技スポーツの必要な検査です。トップアスリートは特別な理由がない限り拒否はできません。拒否された場合は、世界アンチドーピング機構より各スポーツの国際連盟に通達され、選手活動の停止や除名等の対象となります。(最後尾のURLを確認し、トアスリートとして学習をお願いします)
1、ドーピング検査の実施について
第18回フィンスイミング日本選手権大会では2006年1月発効のWADA規定に基づきドーピング・コントロールを実施いたします。
2、ドーピング検査の対象種目について
ドーピング検査の対象種目はIOC承認のワールドゲームズ実施種目(アプニア・サーフィス)となります。
3、ドーピング検査対象選手の選出について
ドーピング検査対象選手は、上記種目のうち国際A、B水準記録突破者の中よりランダムに抽出
されます。
4、ドーピングならびに禁止物質および禁止方法について
ドーピングについて、また禁止される薬物や方法に関しては、日本アンチドーピング機構のHP http://www.anti-doping.or.jp/index.htmlの各項を参照してください
5、治療目的で薬物を使用する場合
禁止物質を治療のために使う必要がある方については事前申請が必要になります。
@該当の方は大会初日の21日前までに、TUE(禁止薬物の治療目的使用の適用措置)申請を日本水中スポーツ連盟宛に行ってください。
尚、申請用紙はJADAホームページ内の「アンチ・ドーピング規程」のページからダウンロード可能です。
Aなお,簡易申請は受理された時点で使用可能となりますが,標準申請は却下される可能性(その薬剤使用により陽性と判定される可能性)もあります.あらかじめ十分な時間をとって申請ください.
B現在薬の服用をしている方は、薬局でこのリスト上にある薬物が含まれていないかどうか確認の上、服用してください。
Cサプリメント、保健薬にも禁止薬物が含まれる可能性があるため、その点注意して服用し、不明確なものは服用を控えてください。成分の不明確なものは服用しないようにしてください。
<参考HP>
ドーピングの手順
http://www.anti-doping.or.jp/check/check01.html
2006年1月発行の薬物禁止リスト
http://www.anti-doping.or.jp/doc/wadacode.html
ドーピングについてのQA
http://www.anti-doping.or.jp/qa/index.html
(日本体育協会のHP)
http://www.japan-sports.or.jp/doping/faq.html